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お坊さんのジレンマ

若院日記

お坊さんのジレンマ

若院日記

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先週末は幼稚園の年中になる運動会でした。体操や踊り、かけっこなど様々な種目があり、私も普通のお父さんとして参加してきました。

息子の友達の中には今年の夏のキッズサンガで参加してくれた子もいて、親しみを持ってくれる子もしました。

私がお寺に帰ってきてから子どもイベントを始めてもうじき10年になろうとしています。当時の私は、昔と比べて学校での成績が「いいこわるいこ」につながることが多くなったように感じていました。勉強ではいい成績を出せなくても体育はピカイチな子や、放課後に輝くヒーローなどいろんな価値観があっていいのに。もちろん今でもピアノなどの習い事やスポーツ教室など、別のコミュニティで違った自分を育てることもできるでしょう。

そうした学校とは違う価値観を持ったコミュニティの一つとして、お寺での子ども活動をやりたいと思ったことでした。ですからできればお寺ではのびのびとしてもらいたい。親御さんの中にはお寺でしつけや作法を期待される方もあるかもしれませんが、基本はうちのキッズサンガで私はしかる場面はほぼありません。学校の競争とは別のコミュニティにしたいという思いもありました。

けれどもそう言っている私は、競争が嫌いではありません。とくに小学校高学年から中学、高校とずっと陸上部で競争を生業にしてきましたから、走ることに関しては血が騒ぎます。

息子のかけっこを見ながら、自分までうずうずしてしましまいた。

お寺のキッズサンガでの出来事ではありませんが、頭での考えと突発的にわいてくる感情のギャップにはっとさせられたことでした。