明願寺の報恩講、各地域のお同行のお手伝いを紹介していますが、今日は日名町の5軒のお同行です。報恩講の支度において仏具のお磨きをお手伝いいただいております。 チューブ入りの磨き粉で艶を出し、古新聞で仕上げ拭きという単純作業ですが、それだけに丁寧な仕事が求められます。 ベテラン揃いのみなさんは、使い込まれた三河木綿の前掛けで油光した筵の前に腰を据えて、手際よく作業を進めます。お輪灯を磨き終わると、ローソク立てに溜まったロウを落とし、花瓶や香炉もきれいに拭きあげて、報恩講の支度が整います。