報恩講のお手伝いとして、助音衆(じょいんしゅう)のことを紹介します。助音とは門徒の方によるお勤めのお手伝いのことです。 具体的には、普通は僧侶がお勤めする少し難しい節のあるお勤めの部分を、門徒の方が練習して僧侶のかわりにお勤めをしてくれることです。明願寺では、戦前まではあちこちの村から日替わりで助音衆が来られたそうですが、今では仁木町のお同行だけとなっています。 節回しが難しい声明(しょうみょう)を覚えるのは大変ですが、昔からの伝統を今につないでくださいます。