4月23・24日にかけて、
福島県会津美里町へ行ってきました。
若院が事務局している震災支援ネットワーク東海としての活動で、昨年からの活動の継続で仮設住宅にお米をお届け。
ここには福島県楢葉町から避難された方々が住んでおられます。
僕たちが一番の拠点としているのは宮城県亘理町ですが、
この会津美里も発足当初から関係が深くて、
生活用品セットや石油ストーブの提供などで関わってきました。
とくにストーブはうちのお寺のご門徒がストーブのトヨトミさんの写真であったこともあって、全戸に届けたような経緯があります.
これまでは鉄道などを経て来ていたのですが、今回はお米を届けることもあり全行程が車による移動。
いつも亘理町に向かう経路とは別のルートで向かいましたが、
宮城と福島で距離的にも時間的にも全然違います。
実際の距離以上に近く感じます。
長野までは通いなれた道とというのがよかったのか、感覚としてかなり近く感じられました。
初めての場所にお米を届けるにあたって、少し懸念していた部分もありました。
何度か通わせてもらっている地域と比べると初めてでどこの誰かよくわからないと、やはり警戒感を持たれる方が多いです。
ところが今回は幸か不幸か、仮設住宅一斉清掃と重なってしまいました。こんなに大規模なのは一年に一度らしいです。なんという的中率。
何度か通うところならば事前に把握できたかもしれませんが、初めての場所では予定外のことも起こります。
けれどもその分、外でお掃除されている場面や
掃除を終わられて帰られるときに声かけができてかえってよかった部分もあります。
初めての地にうかがううえでハードルが高いのは、まず部屋の奥から玄関先に来てもらうことなので。
そのような意味では清掃作業がプラスに働いたこともあったかなと。。
そんななかでもお話できる方とはしばらくの談笑。なかにはお掃除を抜け出てお話に来る方も。「みんながまじめにお掃除するばっかじゃないから」と言っておられました。短い時間でしたがお話させていただき、ありがたいことでした。
短時間の中にも太平洋側の温暖な地域から山深い会津に避難するうえでのご苦労や
着の身着のままで避難して辛かったことなどのお話がありました。
今回は大阪の「震災支援を続ける会」さまと一緒に活動。本場のたこ焼きの炊き出しにみなさん大満足でした。僕らの少しだけお手伝いしました。
今まで様々な活動でご縁をいただき継続して関わってきましたが、お米の支援も継続的に支援させていただきたいと思うことでした。
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