今日はお寺の新聞「仏教のすすめ」の編集会議がありました。
明願寺では年に3回、お寺の新聞を発行しています。お寺からのお知らせだけでなく、お寺にかかわる人と人とがつながりを持てるような紙面にしたいと考えて構成しています。イメージとしては社内報のようなかんじでしょうか。毎回発行するにあたり、その1ヶ月半ほど前から準備にかかりますが、その際にお世話になるのが編集委員の皆様です。
多くのお寺では住職が一人で書き上げることが多いと聞きますが、明願寺の寺報は住職、坊守、若院の寺族3人に加え、ご門徒5名も加わり8名で編集会議を行います。どうやら全国的に見ても珍しいようです。
毎回発行までに3回ほどの会議をします。初回の会議の内容は企画案を練ることです。だいたいの構成を箇条書きにして話し合い、またどの記事を誰に書いてもらうか話し合います。次に写真やテキストの誤字脱字やイメージの確認の回があります。特にお坊さんは意識せずに難解な仏教語を使ってしまったり、文字数制限に合わせるために文章を省略すると前後がちぐはぐな分になったりするので要注意です。ここでは若院がMicrosoftのofficeで作成したひな形に合わせた、完成イメージを用います。(本番は印刷業者さんにお願いしています)これはなかなか頭を使うので、一度の会議ですべてを見ることは難しいです。その後、業者さんにデータを送り初校を出します。初稿を見ながら、2回目の会議でに見切れなかった分と、最後のイメージチェックをします。その後、修正した再校をさらに手直しして最終稿を出してほぼ完成です。
今回の寺報は10月11日に初回の会議をして、発行が12月2日予定です。手間はかかりますが、お参り先で寺報のお話をいただくととてもうれしいです死、やりがいを感じます。
こんな記事が読みたいというご希望がありましたら、ご意見お待ちしております。