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お坊さんのiPad活用法

若院日記

お坊さんのiPad活用法

若院日記

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以前、お坊さん的スマホ運用法を記事にしました。

これが意外に見られる方が多く、楽しんでいただくこともあるようです。ということで、これのタブレット版をやってみようかと。

実はスマートフォンよりもタブレットの使用歴のほうが長いのです。最初に手にしたのはPad2。2011年6月のことでした。

2011年3月に東日本大震災が発生し、震災支援ネットワーク事務局としてメールや電話など頻繁にやりとりをしていた頃、PCメールが一気に増加し、スケジュール管理も複雑になってきました。GmailとGoogleカレンダーの利便性、それらとの相性からタブレットを買ったことでした。

その後、スマホに買い換えたことで多くの役割がそちらにシフトしましたが、スマホの使い方でも触れたように、スケジュール管理はGoogleカレンダー。メールはGmailで管理しています。私はほとんどテレビを見ないのですが、お話をするときに全く浦島太郎でも困りますから、情報はRSSから取得することも多く、法話の参考になりそうな話はEvernoteに保存します。またFacebookも個人のもの以外に、震災支援ネットワーク東海のものと明願寺のものを管理しています。(右下の窓からいいね!ください)

これらの多くはiPhoneでできてしまうことが多いので、少しまとまった時間があるときにiPadは使う感じです。今は一回り小さいiPad mini retina を使っています。またお参り先で私の子どもの話を聞かれたときなどは写真を見せると喜ばれます。最近のお寺の様子の写真などもiPhoneより大きい画面だと年配の方も見やすいようです。

私のことではないのですが、お坊さんの中には聖典などをPDF化しておられる方もいらっしゃいます。普段私たちお坊さんは聖典は大切な言葉が書いてあるからぞんざいに扱ってはならないといっています。おもしろいことにタブレットやPCに取り込んだお坊さんは、やっぱり大切扱っている人が多いです。もともと精密機器なので乱暴に扱うことはありませんが、それとは質の違いを感じさせる扱い。お経の本やお念珠を扱うときのような手つきになる方もいます。個人的にはEvernoteやDropboxなど、Cloud上に保存した人はどうなるんだろうかと興味があります。少し話が広がりましたが、こんな風にiPadを使っています。

もっといい使い方があるよというアイデアある方は教えてください。