今回はお供物を組んでくださっている、薮田同行のみなさんを紹介します。報恩講のお供物は、お餅が12具、お菓子（干菓子、チョコ、棒飴）が16具です。紅白のお餅は前日に赤渋同行がついて丸く型抜きしてくださったもの（詳細はこちら）を色別に組み上げていきます。最近は冬場の冷え込みが少なく、お餅が硬くなりきらずに苦労することもありますが、少しずつ改良を加えながら、昔からのお供物の伝統をつないでいます。
お菓子は台紙に貼って木の芯に巻きつけたり、飴は刺し込んだりして組み上げていきます。いずれも手のかかる作業ですが、毎年手順に工夫を重ね、10軒のお同行が皆ベテランになってくださいました。