役員会に合わせてお寺の新聞が出来上がってきました。これを各村の戸数に合わせて仕分けして届けます。同時に来年、再来年にご法事があたっている方の案内もプリントアウトして封入します。
明願寺のご門徒にはおおまかに二通りのお付き合いの方がいます。昔からのそれぞれの「村とお寺」というお付き合いがひとつ。昔から在方(ざいかた)と言っています。もうひとつは新家さんで町に移られた方など、「家とお寺」という関係です。これを町方(町方)と呼んでいます。在方は年番制でお寺との窓口になるお家を決めて、配り物やお集めなどを集約して村で取りまとめの上、お寺に足を運ばれます。一方町方は一軒一軒とお寺との関係なので、御引上報恩講の案内やお寺の新聞などもそれぞれ郵送します。(御引上報恩講についてはこちら)
今回は役員さんのなかで在方の年番さん本人であったり、そのご近所さんに各村の案内を封入したことです。
その後町方への一軒一軒の封入作業があります。
役員会が終わると、各村での在家報恩講(みんなで参り合い)、17日からは明願寺の報恩講の準備(餅つき、お飾り、お磨き、お花立て、お掃除など)の後、20日〜23日が一大イベント報恩講(親鸞さんの命日のお勤め←年間行事では一番大きい行事)です。
例年12月が来ると「あれやらなきゃこれやらなきゃ」とそわそわしてくるのですが、一つの仕事を覚えても年を追うごとに任される仕事が増えて、毎年バタバタと過ごすことです。